【伝統工芸品のご紹介】~播州刃物~
2019.04.2 伝統工芸品について
【歴史】
播州刃物とは、現在の兵庫県小野市(播州)に昔から日用品として根付いている刃物のことです。
1200~1300年ほど前の奈良時代から、播州は豊かな穀倉地帯として献上米などを生産しています。
近辺で砂鉄もとれることから、鎌・鍬などの農具鍛冶も発達してきました。
400年ほど前、豊臣秀吉が三木城攻めの際、播州から刀鍛冶を多く招いたことから、周辺の鍛冶技術がさらに発展したのです。
長きに渡ってお客様の要望に応えてきた結果、現在では様々なデザインの刃物が製造されています。
青鋼:最も硬く、耐久性に優れたクオリティの高い鋼
商品個別ページ:鍛造手打爪型101
【日本剃刀】
https://www.select-japan.net/product/1880/
【日本剃刀 上籐巻】
https://www.select-japan.net/product/1882/
【日本剃刀 多層鋼】
https://www.select-japan.net/product/1887/
特に舞妓、芸妓(芸者)さんには、日本剃刀で顔のうぶ毛処理をした後の化粧のりが良いと大絶賛を受けています。
【播州織】
刃物の持ち手部分を包んでいる播州織は、兵庫県西脇市の伝統的な織物として、古くから全国で親しまれています。
その自然な風合いと豊かな色彩、肌触りの良さから、海外のトップブランドにも採用されています。
ページ内で紹介している商品では播州織のハギレを使用しており、地元の業者同士の協力により実現しました。
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